カテゴリ:未分類( 1 )

If I could / 独立記念日

争いの場面だった。
相手のナイフにあとずさりし、壁が後ろに迫ってくる。
突きだされたナイフを交わし、相手の目に指を突き刺した。
目がつぶれるのがわかった。

あまりの恐ろしさに目が覚めた。
いまだかつて見たことのない夢だった。


さて、恐ろしい夢の話しはさておいて、ひさしぶりにダウンタウンの貿易センタービル跡地を通りかかったときのこと。
この場所に来ると、こみ上げる悲しみに胸がしめつけられる。
金網越しに立ち止まり、亡くなられた人々の冥福を祈る。

どこで歯車は狂いはじめたのだろう。
その場所を捜し、修復したいのに、その術(すべ)を誰も持ち合わせない。
そして、いまもどこかで同じことが繰り返されている。

毎年この季節は、マンハッタンを東西に走る通りの真ん中に、すっぽり夕日が落ちてゆく。
もうすぐ独立記念日が訪れる。

祭りのあとの、夏の終りに、あの日がやってくる。
あれから、なにが変わったのだろう?





できることなら・・・、
学べなかったすべてを教えてあげたい。
昔、焼いてしまったあの橋を、いまなら渡らしてあげる。
時には、あなたの無邪気な心をさえぎって
時には、わたしも見失い
でも、いつか巣立ってゆくよう、見守った。

できることなら・・・、
あなたを悲しみから救い
妥協も、勇気だと教えたい

やり直すことができるなら・・・、
あのとき、あの場所で、嫌な苦労をさせたけど、
昨日のわたしとは違った道を歩めたはずなのに

できることなら・・・、
何百年かかろうと、やりたかったことをやらせてあげる

でも、もう泣くのは止める
あなたが巣立てるように、すべてのドアを先に行って開けてあげるから。

Tanatali訳
[PR]
by tanatali3 | 2009-07-03 13:50